総合診療・新家庭医療のポートフォリオ

僕は総合診療+家庭医療の専門プログラムに乗っかっています。現在の自分は、何のポートフォリオを書かなければならないのか整理しました。自分は理解していない側の専攻医なので、理解が間違っていたらご教授ください。

 

ポートフォリオは、「さまざまな学習と業務の記録、それらの振り返りをまとめたもの」だそうですが、総合診療専門医研修や新家庭医療専門医研修においては、ポートフォリオを記載しながら各分野の学びを深める研修となっています。最終的には専門試験にあたって提出・口頭試問もあるようです。

総合診療専門研修では、以前はタイプAとタイプBの2種類の記載方法がありましたが、現在はタイプBの1種類となっています。僕はタイプB一択世代です。

新家庭医療専門医もとるプログラムなので、僕は「新家庭医療専門医ポートフォリオのルーブリック」に従って記載しています。

http://www.primary-care.or.jp/nintei_sk/pdf/rublic_20200105.pdf

僕のプログラムでは、新家庭医療専門研修のポートフォリオを記載して、それを総合診療専門研修の対応した領域のポートフォリオに落とし込むという形式をとっています。


新家庭医療のポートフォリオはJPCAの「新・家庭医療専門医制度におけるポートフォリオ詳細事例報告と評価についての方針」によると、報告・事例の記述・事例の考察の文章を合計 1600~2800 字におさめるように、と記載されています。2800文字ならおそらく3ページにはなると思います。

http://www.primary-care.or.jp/nintei_sk/pdf/policy2022_shin.pdf

総合診療のポートフォリオはJ-GOAL「経験省察研修録 タイプB」に、2ページ以内におさめるようにとされていますので、記載した内容を調整して落とし込む必要がありそうです。

 

新家庭医療研修では、合計20本という果てしない数を記載する必要がありますので、日常診療をこなす傍ら、ルーブリックとにらめっこをする毎日です。